婦人科検診・検査

一般婦人科検診

当院では一般検診として子宮、卵巣,乳房における全ての疾患、癌検診を中心に、確実な画像診断 1. 最新超音波カラードプラー、パワードプラ、4D(最新の四次元超音波) 2. 内視鏡 を中心に、必要に応じて 3. 血液検査 を組み入れ、更にCTMRI(及びマンモグラフィー)、細胞診など、総合的に各分野の専門医師による診断にて疾患を判断いたします。
内診、子宮がん、乳がん、妊娠検査などの健診時にもほとんど痛みはありません。
当院では、一般の区民検診による、乳がん検診、子宮がん検診、血液検査も行っております

※土曜日は非常に混むため、出来るだけ平日午後に受診下さいます様お願い致しております。
(午前中の区民検診による子宮がん、乳がん健診両方の場合は、一般の婦人科、産科の外来が混みました場合は、子宮がんまたは乳がんのいずれかになりますのでご了承ください。区民検診の子宮がん、乳がん検診、血液検査すべてを同時に検査をご希望の場合は、比較的にすいております午後に受診下さいませ。)

子宮がん検診(腰痛、不正性器出血等症状があればすぐ受診を)

各疾患ごとに腹空鏡、開腹手術などの必要があれば、関連病院である、日赤医療センター、有明癌けん、虎ノ門病院などの高度医療機関、各分野での専門医へご紹介を迅速にさせていただいております。

子宮頚部がん

20歳から徐々に増加。子宮の入り口付近(頚部)の粘膜に発症する癌のことで多くは性感染症であるHPV(ヒトパピローマウイルス)が関与しております。HPVには高リスクタイプで子宮ガンになり易いタイプと、低リスクタイプで自然に消えてしまうウイルスがあります。(聖路加病院、人間ドック婦人科子宮頚癌 検診のFOLLOW UP も当院にて行っておりますのでご相談下さい)

最近、子宮頚癌では腺癌という型が増加中です。詳しい癌検診を産婦人科専門医で受診の上、子宮頚癌予防効果が強い2価ワクチン「サーバリックス接種」を安全に受けて下さい。

その他の性病(クラミジア感染症や淋病)により炎症がひどくなることがあります。早期に受診なさり、早期発見早期治療が大切です。検査法は、頚部の細胞を擦り取り調べる細胞診、状態を確認するコルポスコープ、HPV検査等があります。(全て痛みのない検査で数分で終わります)

HPV(ヒトパピローマウィルス)のワクチンが認可されましたが、性行為開始前(10歳以上)のワクチン接種がより有効とされております。接種後は、SEXによるウィルス性感染症(尖圭コンジローマ、子宮がん)に有効な予防と考えられております。
性交のある場合で子宮頚癌ワクチン接種ご希望の方は、子宮頚癌検診後、異常が無い場合の方のみ対象とさせていただき接種いたします。

子宮頚癌ワクチンサーバリックス接種は接種後の抗体維持が4価ワクチンに比べ長いといわれております。HPV ヒトパピローマウィールス感染16,18型の感染の予防、子宮頚癌発生予防に効果がありますのでご相談下さいませ。これから妊娠ご希望の若い世代はもちろん40代の方までワクチン接種することが大事です。

※子宮頚癌ワクチンは、当院では予約制となります。(子宮頚癌ワクチン2価.4価の2種類があります。)
ご予約はお電話にて承っております。
TEL:03-3467-4608

子宮頸部がんとは

子宮の入口に発生するがんです。発生年齢は20歳をすぎてから徐々に増加し、30~40歳代でピークとなります。最近とくに、20歳代で増加傾向にあり、子宮頚部異型性という状態から変化してしまうことがあります。

子宮頸部がんにかかりやすい要因としては、性交渉が関わっていると考えられています。子宮頸部がんの多くは性感染症であるヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることが明らかになっています。

※当院ではHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンによる子宮がん予防を実施しております。
予約制ですので、お電話にてお問い合わせください。
TEL:03-3467-4608

子宮体部(子宮の中)のがん

子宮体部(子宮の中)の内膜から生じます。妊娠出産経験・肥満や高血圧・糖尿病の女性で要注意となり、最近増加しております(未出産の50代に多く発生しております)。閉経後の不正出血などの症状に注意し、健診なさってください。
内膜の細胞を取る検査で、少量出血や幾分痛みを伴うこともございます。

子宮体部がんとは

内膜がんともいわれ、子宮の内膜に発生します。閉経後の50~60歳代で多く診断されています。下腹部痛、少量の不正性器出血など、症状がわかりにくいこともあります。日本では、最近は増加傾向にあります。

子宮体部がんにかかりやすい要因としてはホルモンの影響体質、肥満、妊娠出産経験がない・少ないなどといったことが関係しているといわれています。

子宮頸部がんとヒトパピローマウイルス(HPV)とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は性交渉で感染するウイルスで100種類近くあり、そのうち10数種類が子宮頸部がんと関係があります。10~20歳代の女性でも性交渉の経験があれば、そして性交渉の相手が多ければ多いほどHPV 感染の危険が増えるので、リスクも高くなります。特にHPV18型は子宮頚がんの中でも治療しずらい腺癌に、以降する場合があります。

※2011年1月よりHPVワクチンの接種を当院で開始致します。ワクチン接種により子宮けいがんの予防効果が得られます。
ご希望の方は、お問い合わせください。

TEL:03-3467-4608

少量でも不正性器出血があったらすぐに医療機関で受診しましょう。

子宮体部がん検診の方法は体部細胞診が一般的です。体部がんの場合は症状が進行していない段階での不正性器出血で発見するケースが約90%といわれています。少量でも不正性器出血があったら、すぐに婦人科を受診しましょう。早期発見・早期治療が可能となります。

子宮筋腫、子宮内膜症

子宮筋腫では、生理痛や生理の量が増えたり生理痛(月経困難症)、腰痛、性交痛や排便痛等いろいろな症状が生じます。20歳頃から少しずつ増えてきております。30歳頃から強い症状となることが多いため、定期健診(超音波や血液検査,内視鏡の検査等)をお勧めしております。
ひどくなると不妊症を生ずる場合もあります。健診で、状態がひどくなければ、漢方薬、沈痛剤、ホルモン剤等の薬物による保存療法のみで治療が可能となります。

子宮筋腫はホルモン依存の良性腫瘍で、30代以降の女性4人に1人の割合で発見されます。強い生理痛・下腹痛、また、多量の生理時出血等が症状としてあります。日頃より立ちくらみのある方、血液検査で貧血を指摘された方は一度婦人科の受診をお勧め致します。
子宮筋腫の大きさ、生じた位置、妊娠への影響等で、治療法が複数あります。薬物療法としては、ピル等のホルモン剤の内服や腹空鏡手術・開腹手術などがあります。

子宮筋腫と比較して子宮内膜症は、10~20代より、増加傾向となって生理のある女性の1割が子宮内膜症ではないかとも言われております。初経年齢の低下および、出産数の減少など女性のライフスタイルの変化と関連があるのではと推測されております。
一方子宮筋腫などはむしろ30代から増加してくる傾向があります。さらに子宮腺筋症は、以前は子宮内膜症の一種と扱われていましたが、現在は病巣が子宮の筋層に入り増殖する疾患とされ、区別されております。但し治療法はほぼ子宮内膜症と同様です。

いずれにせよ子宮内膜症は進行性の完治しずらい病気のため、「生理痛がひどく鎮痛剤が効きにくい」「だんだんとひどくなる月経痛」「避妊していないのになかなか妊娠しずらい」「生理でもないのに下腹痛」等といった症状があれば、一度受診することをお勧め致しております。子宮内膜症は、年齢や妊娠の有無、不妊そして閉経等を考え、ライフスタイルに合った治療・対症療法として、鎮痛剤内服やホルモン剤(例えばピル(OC)他)、また、保存手術、根治手術などをお勧め致しております。

卵巣腫瘍

これといった大きな症状はなく、時には、帯下(おりもの)の増加や腹部膨満感などが生じる場合もありますが、一般には、症状がはっきりとわかりにくいためSilent Diesease といわれております。大変見つけにくく、若い方から妊娠時に偶然発見されることや、更年期以降の年齢・高齢者にも生じております。年1回超音波検査を受けることをお勧めしております。
良性の卵巣嚢腫(生理周期やホルモンの変化で消えてしまうこともあります)から、卵巣がんまで、様々な状態があります。また、妊娠や中絶手術などを機会に発見されることもあります。

性病について

性病(クラミジア、淋病、ヒトパピローマウイルスなど)将来、不妊症を生じる可能性の多い病気を中心に検査を勧めております。帯下増量、悪臭、膀胱炎を繰り返したり長引く腰痛や腹痛等の症状があれば性病の疑いがありますので一度受診をなさってください。
また、外陰の痛みや水泡、潰瘍を生ずる場合は、ヘルペスなどのウイルスもあり、初感染時には高熱.激痛もおこるため早目の健診・受診をなさってください。

尿路感染症は、20~30代ではSEXにより膀胱炎などが、40~50代では更年期期によるホルモンバランスの崩れにより起こりやすくなります。

検査について

検査機器バージョンアップした最新の4D四次元超音波による健診は2010年より導入開始いたします。更に子宮癌・卵巣腫瘍そして乳癌等に対し更に精度の高い断層撮影まで行う詳しい検査を行っております。

必要に応じMRI、マンモグラフィー 、乳がん疑いなどは、細胞診,生検、MRI,CT等も検査させていただきます。

迅速な検査により子宮がん・乳がんの早期発見、高度専門医(有明癌けん、日赤医療センター、虎ノ門病院)へ ご紹介により、早期治療、より確実で安全な婦人科疾患への診療を心がけております。

基礎体温について

妊娠する女性の身体の変化を自分自身で知ることが出来るのが、基礎体温を使った方法です。排卵周期は人によって微妙に違っていますから、妊娠を望む場合には、自分の排卵周期を知っておくことが大切です。